英語

【実体験を語ります】理系人材こそ英語が必要である本当の理由

今回は理系人材こそ英語が必要である本当の理由を説明します。

「英語って何か文系科目っぽいイメージがあるんですが・・・」と思っている理系人材のあなた!!

確かに英語には定理も法則も登場しませんが、理系人材にとって英語は大きな武器になります。

ここではその理由を私自身の実体験に基づいて語ってみようと思います。

理系人材こそ英語が必要な4つの理由

①海外の技術者と交流することができる

理系の方だと国際会議に参加された経験のある方も多いのではないかと思います。

国際会議の醍醐味は何と言っても海外の技術者と交流ができることです。国際会議の場だと普段はなかなか会えないようなVIPな方々と意外とカジュアルに会話ができたりします。

実際に海外の技術者と会話をしてみると、日本とはまた違った視点を持っていることもあってとても良い刺激になります。私が以前参加した会議で、日米中で意見が割れていることがあったのですが、米中の方と直接話してみると、彼らなりの理屈も理解できて「なるほど」と思ったことがありました。

ただし、それはもちろん英語を話せるという大前提があってのこと。

ちょっと厳しい言い方になりますが、英語を話すのを諦めてしまうということは、自分の視野を広げる可能性を閉じてしまうことになると思います。

通訳の方などを介して会話をするという手もあると思いますが・・・

もちろん通訳の方がいれば、自分が英語を話せなくても意思疎通をすることはできます。

しかし、(通訳の方には申し訳ないですが)間に通訳が入ってしまうと、どうしても会話のテンポが悪くなり、専門分野を深く話すことがやりづらくなってしまいます。

しかも、理系の専門分野の話を適切に翻訳できる通訳の方を探してくること自体なかなか難しいことではないでしょうか。

やはり専門分野の話は技術者同士が自らの口で行うのが最善だと思います。

もし少しでもスピーキング力を伸ばしていきたいと感じていただいたのであれば、↓↓の記事でおススメのオンライン英会話スクールを紹介していますので、参考にしていただければ幸いです!

②最新の技術情報を把握できる

言うまでもないことかもしれませんが、今や世界の最新技術は英語で発信されています。

理系のみなさんであれば、論文を読むときは必ずと言っていいほど英語ですよね。

論文に限らず、ニュースを見るにしても、グーグルで検索するにしても最新の情報を取りやすいのは、(残念ながら)日本語ではなく、英語です。

私も調べ物をする際に、日本語でググっても答えが見つからなかったけど、英語でググったら見つかったという経験は頻繁にあります。

原文が英語だったとしてもGoogle翻訳などを使って日本語に訳して読めばいいんじゃないですか?

確かにGoogle翻訳を始めとする自動翻訳は大変便利なので使うこともありますが、特に論文のような新しい技術情報を含む文章に対しては次のような理由で翻訳精度があまり良くありません。

自動翻訳の精度が高くない理由
  • 新技術に伴って登場する新しい語彙は学習したことが無い
  • 特定技術分野のニッチな語彙はそもそも学習経験が少ない

自動翻訳は使われれば使われるほど、語彙を学習して精度が高くなる仕組みです。従って、新しく登場した語彙にはうまく対処ができません。また、理系のニッチな分野の語彙はそもそも使用頻度が低いため学習量が十分でないことが往々にしてあります。

自動翻訳に頼れないということは、自力で英語力を身につけて読めるようにするのが最善だということです。

もし、あなたがこれから英語のリーディングを伸ばしていきたい、もしくは現在伸び悩んでいるということであれば、↓↓の記事を是非参考にしてみてください。

③論文を書くことができる

理系人材にとって、自らの研究や仕事の成果を世に発信する最たる手段は論文だと思います。

私も仕事の中で生み出した成果を論文(査読付き)にまとめました。論文があることによって、相手に自分の成果を説明する際に、その説得力が大きく向上するのは私の実体験からも間違いはないと思います。

加えて、私の周囲には論文を書き溜めて、社会人ドクターを取得された方もいらっしゃいました。

このように理系人材にとって、非常に重要な論文ですが、当然のことながら英語で書かなければなりません。

素晴らしい成果を持ちながら英語に興味が無い・英語ができないばかりに論文として形にできてない方が私の周りにもたくさんいました。

keikesu
keikesu

せっかく能力があるのに、なんともったいない・・・

あたなには是非英語を学んでいただき、ご自身の成果を堂々と論文として発表していただきたいと思います。

ちなみに、論文を書いた際には是非ネイティブによる校正を受けることをお薦めします。論文という性質上、求められる英語の精度は高いので、私も校正は受けるようにしていました。

最近では↓↓のように安価に校正をしてもらえるサービスもあるので、ご利用を検討してみてください!!

④組織内で重宝される

理系であれば、何らかの技術的な専門知識があるかと思いますが、それに加えて英語できるという人材はまだまだ希少です。

もちろん単に数が少ないから価値が高いというわけではありません。組織から重宝される理由がちゃんとあります。

英語ができる理系人材は自分の専門分野について海外に発信する能力を持っています。

現在は多くの組織がグローバルに情報を発信していますから、専門知識を英語で語れる能力の需要は高いのです。単に英語ができるだけでは専門分野の話はできませんから、両方できる人材がほしいということです。

私が働いたことのある企業もグローバル化に取り組んでおり、技術者が自ら国際的な場に出て情報を発信したり、海外顧客に対して説明を行なうことが求められていたため、国際会議など始め多くの活躍の機会を得られました。もちろん人事評価も良好でした。

情報発信はマーケティングや営業の担当者がやるもんじゃないんですか?

もちろんマーケティングや営業の担当者も情報発信はします。

ただ、専門的な内容は技術者自ら語る方が圧倒的に信頼度や説得力が高まります。これは誰かが代わりをできるものではなく、専門知識を持ったあなたがやるべきことです。また、繰り返しになりますが、英語ができるだけの人にはそもそもあなたの専門分野は語れません。

英語ができる理系人材が重宝される理由をご納得いただけたでしょうか?

早速英語の学習を始めよう

ここまで読んでいただきどうもありがとうございます!!

理系人材が英語を身につけるべき理由をご理解いただけたのではないかと思います。

この記事を読んで「英語を学んでみようかな?」と少しでも思ったあなた!!

思い立ったが吉日です。その気持ちが冷めないうちにすぐにでも学習を始めてみましょう。

ABOUT ME
keikesu
電気機メーカーのエンジニア、オフィス・工場向けIOTシステムエンジニアを経て、現在は大手のコンサルティングファームに在籍し、様々な組織のDXを支援するITコンサルタントをしています。 JDLA G検定・E資格を取得しているので、このブログではディープラーニング(主に資格試験関連)の基礎的な内容を投稿しています。