応用情報技術者試験

【実体験をお伝えします】2ヶ月で応用情報技術者試験に合格した話

私は令和4年の春期試験で応用情報技術者試験に無事合格することができたので、これから受験を検討されている方のために、2か月間の学習のポイントをお伝えしたいと思います!!

後でも書きますが、応用情報技術者試験はIT業界に携わる人材であれば、是非取得しておくとよい資格なので、受験者の参考になれば幸いです。

応用情報技術試験とは?

応用情報技術者試験とは、経済産業省が所管する独立行政法人IPAが実施する情報技術(IT)分野の国家資格試験です。春(4月)と秋(10月)の年2回開催されています。

IPAが行なう国家試験は以下のようなマップで整理されており、レベル1~4に分類されています。応用情報技術者試験はその中でもレベル3に位置づけられる難易度の高い試験です。

実際に合格率は毎回20%ちょっとなので、4~5人に1人が受かるレベルです。

情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験の試験区分一覧

マップの中央にピンク色で表示されている9つの試験は各分野の専門スキルを有する高度情報処理技術者と呼ばれており、応用情報技術者試験はそこに到達するための登竜門的な位置づけです。

また、応用情報技術者試験合格者が従事すべき業務と役割は以下のように定められており、IT人材として一人前の実力を期待されていることが分かります。

(1)需要者(企業経営、社会システム)が直面する課題に対して、情報技術を活用した戦略を立案する。
(2)システムの設計・開発を行い、または汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって、信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また、その安定的な運用サービスを実現する。

情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 応用情報技術者試験(AP)

試験の内容は改めて後述しますが、概要としては次の通りです。

午前午後
試験時間9:30~12:00(150分)13:00~15:30(150分)
出題形式四肢択一記述式
問題数80問11問から5問選択
合格ライン正答率60%正答率60%

応用情報技術者試験のメリットは?

応用情報技術者試験のメリットとしてよく言われているのは次の3点かと思います。

応用情報技術者試験のメリット
  • IT人材は社会全体で不足しているので、就職や転職で有利になる
  • 資格手当をもらえることが多い
  • 他の高難度試験(IPAのレベル4試験・中小企業診断士・弁理士)の一部の科目が免除になる

これらのことは事実だと思いますので、私ももちろん同意です。
ただ、私はIT系のコンサルタントとして実務的な面でもう少し話をしてみたいと思います。

まず応用情報技術者試験の勉強で得た知識を実務の中でバリバリ積極的に使っているかと言われれば、正直そうでもないかと思います。

しかし、一方で、社内・社外問わず仕事の話をしている時に、何気なく出てくる言葉が応用情報で勉強したものだというケースはたまにあります。また、インターネットで調べ物などをしている際にも、説明の中でさらっと応用情報で身につけた用語などが使われていることがあります。

この資格試験は幅広い分野を浅く全般的に学ぶものなので、実務に直結するディープな知識を得るというよりは、IT人材なら知っていて然るべき常識を身につけるという感覚に近いと思います。なので、あまり表には出てきませんが、仕事をしながら「応用情報の勉強をしておいてよかったな」と思うことはたまにあります。

そもそも私が応用情報技術者試験を受けようと思ったのは、ITに関する基礎知識を幅広く知っておきたいと思ったからです。実務経験がある領域はそれなりに分かるものの、そうでない領域は明らかに知識不足だと感じており、全体の基礎力強化をしたいと思っていたので、そういう意味では応用情報技術者試験を受けてよかったと思っています。

どのくらいのレベルなら合格できるのか?

受験者の経歴や経験は多種多様であるため、一般論を述べるのは難しいので、私自身のことを事例として紹介したいと思います。

私はIoTシステムの開発エンジニア経験が約1年、ITコンサル経験が約1年という状況で応用情報技術者試験を受験しました。

応用情報は2022/04だったのですが、2022/02に別の試験を受けることになっていたため、それが終わってから応用情報の勉強を始めたので、この記事のタイトルにあるように実質的な勉強期間は2ヶ月ほどでした。

具体的な勉強方法は後述しますが、勉強時間的には平日で1~1.5時間、休日で5~6時間といったところだったと思います。

試験対策:午前

では、ここから具体的に試験対策の話をしていきたいと思います。
試験は午前と午後で形式が異なるので、それぞれ別に記載しようと思います。

まず午前試験は、150分80問の四択問題です。つまり、時間的には1問当たり2分弱で解くことになります。実際には、パッと読んで解ける知識問題とそうではない計算問題があるので、全てに均一に約2分かけるということにはなりません。あくまで目安です。

また、合格ラインは正答率60%なので、48問正解すればよい、裏を返せば32問は間違えてもよいということです。32問間違えてもOKと考えると、ずいぶんと気が楽になりませんか?私はこの事実を知った時、幾分か安心したのを覚えています。

では、具体的にどうやって勉強すればよいのかということですが、やることは次の2つだけです。

午前試験の対策
  1. 単元を決めて、その内容を理解する(テキストを読む、動画を見るなど)
  2. 過去問を中心として問題演習を行なう

やる事は大変シンプルですね。少し補足しておくと、最初にテキストや動画で内容を頭に入れたら、後は過去問がすんなり解けるようになるまで、問題演習を繰り返します。IPAの試験は全般的に過去問再利用の割合が高いので、過去問をちゃんとやっておけば点数が取れます。

注意点として、応用情報技術者試験は範囲が非常に広いので、1単元をやるごとに問題演習を挟むのがよいと思います。一通りテキストを読み終えてからでは、最初の頃に読んだ内容はすっかり忘れてしまっています。なので、単元ごとに理解と演習を繰り返しながら進めていきましょう。

ちなみに、後で詳しくメリットをまとめようと思いますが、応用情報技術者試験の対策にはスタディングの応用情報技術者試験講座をお薦めします。私自身も実際にこのサービスを使って合格しましたが、上記の勉強の流れが自然にできるようになっています。

一方で、極力お金をかけずに独学でやりたいという方はこちらの参考書もおススメです。私はスタディングの講座を始める前に、こちらの参考書を使っていましたが、初心者でも理解しやすく書かれていると思いました!!
700ページほどあるので、見た目のインパクトはなかなかですが(笑)。

ちなみに過去問はIPAの公式HPで10年分以上が無料で入手可能です!!

試験対策:午後

続いて午後試験です。

午後試験では、2000字ほどの文章を読んで回答する形式の問題を5題解きます。
試験時間は全部で150分なので、1題当たり30分ほどの時間配分となります。
午後試験は午前と違って記述式と言われますが、より具体的には以下のような回答形式があります。

午後試験の出題形式
  • 選択問題(四択とは限らず、回答が複数になることもある)
  • 単語穴埋め問題
  • 計算問題
  • 記述問題(10~40字程度)

記述式と言っても、全てが記述問題ではなく、選択肢や単語で回答する問題も多くあります。また、記述式であっても、せいぜい40字が最大なので、1文で回答できる長さです。こう考えれば、午後は記述式と言えど、それほど難易度が上がるわけではありません。

また、午前と同様に60%が合格ラインなので、40%は間違えてもよいことになります。
(残念ながら配点は公表されていないので、具体的に○○問間違えてもよいということは言えません)

では、午後試験に向けてはどのような勉強をすればよいでしょうか?

午前試験の勉強を経て、ある程度の基礎知識を身につけた人であれば、過去問演習をひたすら繰り返すのが最適な勉強法だと思います。

過去問を繰り返し解いていると、「問題文のここが問われそうだな」「回答はこうまとめればいいんだな」みたいなことが徐々に分かってくるので、とにかく慣れておくことが重要です。また、問われやすい知識も見えてくるので、午前対策と併せてそこを重点的に学習しておくといったこともできます。

どの分野を選択すればよいか?

記事冒頭でも述べたように午後試験は11分野から5分野を選択して回答します。
より正確に言えば、「セキュリティ」の問題は回答必須ですので、残り10分野から4分野を選択します。

当然ながら分野ごとに問われる能力が異なるので、自分の経歴などを踏まえて選択しないと、大変苦戦することになってしまいます。従って、分野選択は非常に重要です。

また、貴重な学習時間を有効活用するためには、対策の時点から分野は絞っておいた方がよいと思います。つまり、10分野を満遍なく対策するのではなく、一部の分野は完全に切り捨てて、対策する分野を絞っておくということです。

ただし、選択すべきなのが4分野だからと言って、4分野しか対策しないというのもリスクです。なぜなら、自分が受験した回にたまたま難問が出てしまった場合に逃げ道がないからです。後で詳しく書きますが、私の場合は6分野を対策して、その中から試験当日に4分野を選ぶという形にしました。

以下では、必須であるセキュリティ以外の10分野に関して、私が実際に取った対応を参考までに書いておきたいと思います。もちろん、私の対応が正解というわけではないので、皆さんの分野選択の参考程度にしていただければと思います。

経営戦略

  • この分野の対策を行なったか?⇒ 〇
  • 試験の際に選択して回答したか?⇒ 〇

私は実務的には経営戦略の経験はありません。
ただ、午前試験のマネジメント領域の知識と問題文を読み解く国語力があれば行けそうだったので、この分野を選択しました。

個人的には、国語力に全く自身が無いという方以外にはお薦めしたい分野です。

プログラミング

  • この分野の対策を行なったか?⇒ 〇
  • 試験の際に選択して回答したか?⇒ ×

私はプログラミングの実務経験があったので、この分野の対策も行ないました。経験者であれば、まずまず点数の取りやすい分野だと思います。特別に試験のために新しい知識を身につけるといったこともしませんでした。

逆に、実務経験がない方にはあまりお薦めできません。頑張って過去問を解いて慣れることも不可能ではないですが、その労力を割くくらいなら他分野を選ぶ方が効率的です。

私の場合は、試験当日は他分野の方が点を取りやすそうだと思ったので、プログラミングは選びませんでした。

システムアーキテクチャ

  • この分野の対策を行なったか?⇒ 〇
  • 試験の際に選択して回答したか?⇒ 〇

計算問題で確実に点数が稼げそうだったので選択しました。
計算問題自体はそれほど難しいわけではないので、計算に苦手意識のない方にはとっつきやすい分野だと思います。

もちろん記述式の問題もありますが、着目すべき点は過去問演習をこなしていれば、何となく見えてきたような印象です。

システムアーキテクチャなので、当然のことですが、選択するのであればクラウドの基礎知識はちゃんと身につけておきたいところです。

ネットワーク

  • この分野の対策を行なったか?⇒ 〇
  • 試験の際に選択して回答したか?⇒ ×

必要とされる知識がシステムアーキテクチャと重なるところがあったため、ネットワークの対策も併せて行いました。

ただ、私は若干クラウドインフラの実務経験がありましたが、それでも難しいと感じる問題も結構あったので、実務経験がない方にはお薦めできない分野です。

私自身もネットワークを試験当日に積極的に選択しようとは考えておらず、他分野に運悪く難問が出てしまった時の保険程度に捉えていたため、実際の試験では選択しませんでした。

データベース

  • この分野の対策を行なったか?⇒ ×
  • 試験の際に選択して回答したか?⇒ ×

実務でデータベースを扱った経験はあったのですが、SQLをきっちり覚えなければならないことを手間に感じて避けました。あとは、高頻度で出題されるE-R図にそもそも慣れていなかったというのも大きな理由です。

もちろん過去問対策をすれば、ある程度点は取れるようになりそうですが、SQLやE-R図に慣れていない方がわざわざ選択するような分野ではないと思います。

組み込みシステム開発

  • この分野の対策を行なったか?⇒ 〇
  • 試験の際に選択して回答したか?⇒ 〇

必要な知識量が少ない分野だと感じて選択しました。
問題文をちゃんと読み込んでいけば解ける問題は多いと思います。
計算問題もよくでますが、計算自体の難易度は高くなく、こちらも問題文の読み込みで行けると思っています。

組み込みにシステムと聞くと、いかにもプログラミングっぽい印象を受けてしまいますが、全くそういったことはありません。従って、ITの実務経験の有無に依らず、比較的誰でも解きやすい分野だと考えています。

情報システム開発

  • この分野の対策を行なったか?⇒ ×
  • 試験の際に選択して回答したか?⇒ ×

システムの開発や設計に関する知識を問われることが多い印象です。幅広い専門用語をちゃんと理解している必要があり、短期間での対策が難しそうだったので、あまり迷うことなく切り捨てました。

システム開発手法などを体系的に理解・整理できている方には向いていそうですね。

プロジェクトマネジメント

  • この分野の対策を行なったか?⇒ ×
  • 試験の際に選択して回答したか?⇒ ×

PMBOKなどプロジェクトマネジメントで一般的とされる知識が身についていないと、苦戦する分野だと思います。対策期間があまりない受験生からすると、国語力で乗り切る対策が通じないのが痛いところです。

私はPMOBOKなどに詳しくなかったので、最初から対策すらしませんでした。

サービスマネジメント

  • この分野の対策を行なったか?⇒ ×
  • 試験の際に選択して回答したか?⇒ ×

こちらもITサービス管理の標準とされるITILの知識が必要とされる分野だと思います。従って、プロジェクトマネジメントと同様に国語力だけでは点数が取れません。

プロジェクトマネジメント同様の理由ですが、私はITILに精通しているわけではないので、この分野は対策を行ないませんでした。

システム監査

  • この分野の対策を行なったか?⇒ 〇
  • 試験の際に選択して回答したか? ⇒ 〇

システム監査と聞くと、難しそうに聞こえるかもしれませんが、必要な前提知識が少ないのがこの分野の利点です。従って、試験対策時間があまりない受験生にはお薦めできます。

ただし、知識が必要ないだけに、国語力要素が他の分野に比べて大きいです。

システム監査という性質上、システムの開発や運用における問題点を指摘しなければならないので、注意深く文章を読みながら問題点を探します。とはいえ、過去問を解いていれば、ある程度傾向が見えてくるので、ちゃんと過去問演習を行なっている限りは心配いりません。

以上で、セキュリティを除く10分野を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

全体的な傾向として、私の場合は午後試験対策時間が少なかったので、あまり知識を必要とせず、国語力や計算で何とかなる分野を選んだように思います。

午後試験のちょっとしたコツ

最後に午後試験のちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。

繰り返しになりますが、午後試験はいずれの分野においても、長い問題文の中から回答に関係のある個所を拾い出す作業が発生します。

そう考えると、最初に問題文を読む時点で、「ここが回答に関係しそうだな」とあたりをつけることができれば、回答の際に時間を短縮できて有利になります。

実は問題文の中に「ここは回答に関係があるよ」というサインが隠れていることがあります。

そのサインとは「なお」「ただし」「さらに」のようにわざとらしく情報を加えている言葉です。

こういった言葉の後に続く情報は要注意です。敢えて情報を追加しているだけあって、回答を書く際のヒントになる確率が高いです。

独学が厳しければスタディングがお薦め

最後に独学が厳しそうだと感じている方向けに、私が実際に利用したスタディングの応用情報技術者試験講座を紹介します。

実際に利用してみて感じたメリットとデメリットをまとめていきますので、自分と相性がよさそうだと感じた方は是非利用してみて下さい。

スタディングのメリット

①隙間時間で学習できる

スタディングでは講義動画をスマホで視聴できますが、1回当たりの講義の長さが1~10分ほどです。そのため、ちょっとした移動や休憩などの隙間時間でも学習を行ないやすいので、時間を有効活用できます。

ちなみに再生速度は最大3倍速まで設定可能なので、そういった機能も活用すれば、より時間を短縮した学習ができます。

②講義⇒過去問演習の流れで学習できる

スタディングでは1単元が数本の動画から構成されています。それらの動画を見終わると、即座に学んだ内容の演習問題を解くことができます。

ここまででも何度か言いましたが、学んだ内容はすぐに演習問題で復習するのが最適な学習方法です。従って、その流れを自然に実行できるのは大きなメリットだと思います。

また、いくつかの単元が終わると、過去問演習も用意されています。応用情報技術者試験は過去問の再利用率も高いので、過去問演習もとても重要です。

③復習がやりやすい

スタディングで演習をやっていると、間違えた問題は自動的に記録されていきます。

また、演習の中で正解であっても、「後で復習したいな」という問題がある場合には、チェックを入れておくだけで記録されます。

これらの記録された問題は後から簡単に復習することができます。
このように復習すべき問題を選別して復習できるというのは、学習の効率化を図るうえでとても大切なことです。

加えて、全分野の問題をランダムに復習する、または、ある特定の分野の問題を復習するといったこともできるので、個人的にはとても使いやすいと感じました。

基本的に一問一答(選択問題)なので、ゲーム感覚でサクサク復習できるのはとても良かったです。

④WEBテキストが充実している

講義動画ももちろんよいのですが、それに付随するWEBテキストもとても充実していました。

私は自分があまり詳しくない単元については、講義動画&テキストでみっちりインプットをしていました一方で、ある程度知っている単元については、テキストの要点をさらっと読んで済ませていました。

動画とテキストの両方があることで、このように濃淡をつけて学習できたことがよかったと思います。

⑤合格点を取るための内容に絞られている

ここまでのところでも言いましたが、応用情報技術者試験の合格点は午前・午後ともに60%です。言い換えると、合格が目的ならそれより多く得点する必要はありません。

応用情報技術者試験は範囲が広いので、全てを満遍なく学習するのではなく、頻出分野を抑えて確実に60%を取りに行くのが合格への近道だと言えます。

スタディングではこのような考え方に基づいて、そもそも学ぶ内容が頻出分野に絞られています。

独学で頻出分野だけをピックアップするのは難しいですが、スタディングを利用することで合格のために無駄なく学習を進めることができます。

⑥他の予備校の講座に比べて安価である

オンラインの応用情報技術者講座は他の予備校にもありますが、それらが8~9万円ほどであるのに対して、スタディングは5万円未満で購入できるというのも、私にとっては決め手の1つでした。

実際に受講してみた感想として、価格が安いからと言って講義の質が悪いといったようなこともなく、内容的にも満足のいくものでした。

⑦WEBで完結している

これは人に依るかもしれませんが、スタディングは紙のテキストなどが一切なく、WEBだけで完結しているのが便利だと感じました。

他の予備校はWEB通信講座であっても、手元に紙のテキストが届いてかさばるので、その点でも私の中ではスタディングが一歩リードしていました。

スタディングのデメリット

①講師への質問はできない

一部の予備校では講師への質問ができますが、スタディングでは講師への質問はできません。

個人的には、講義動画&テキストでほぼ内容は理解できましたし、一部あやふやなところがあってもインターネットで調べれば十分にカバーできたので、ほとんど苦にはなりませんでした。

中には、講師にいろいろ質問したいという方もいると思うので、そういった場合にはスタディングの講座は向いていないかもしれません。

スタディングが向いている人

ここまで書いたメリット・デメリットを踏まえて、私なりにスタディングが向いているのはこんな人だというのをまとめてみました。

スタディングは特にこんな人にお薦め
  • 安価にプロの講義を受けたい人
  • 紙のテキストを使いたくない人
  • まとまった学習時間がとりづらい人
  • 学習の計画を立てるのが面倒くさい人
  • 試験まであまり時間が無い人

以上、私見ではありますが、スタディングの応用情報技術者講座のメリットとデメリットを記載してみました。メリットが多過ぎて不安になる方もいるかもしれませんが、私が実際に受講をして噓偽りなく感じたことなので、1人の受講生の意見として参考にしていただければと思います!!

ABOUT ME
keikesu
電気機メーカーのエンジニア、オフィス・工場向けIOTシステムエンジニアを経て、現在は大手のコンサルティングファームに在籍し、様々な組織のDXを支援するITコンサルタントをしています。 JDLA G検定・E資格を取得しているので、このブログではディープラーニング(主に資格試験関連)の基礎的な内容を投稿しています。